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芳醇な香りの旅 -その1-

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1泊とはいえ、家族全員で旅行するのは15年ぶり。
両親と弟と、祖母の5人で深秋の軽井沢へ行きました。

避暑期の軽井沢はもちろん魅力的ですが、
ひとも少なになった秋の盛りの軽井沢もまた違った趣があり、
存分に愉しめました。

とくに今回は、馥郁と匂いたつ「香り」を愉しむ旅であったようです。

ひとつめの香り。

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秋の森のたたえる豊かな香り。
胸いっぱいに吸いこむ空気は、
山地の凛と冷たい空気が育む、
針葉樹の乾いた葉の香り。

盛夏のころの緑を含んだ香りもさわやかでしたが、
今回、味わったのは、
もっとドライで男性的で、ほのかにスパイシーでさえある、
喩えれば、葉ではなく樹皮の香り。
(実際には葉の香りだと思います)
モミだとか、スギ、ヒノキを連想させるような香りが、
散歩道のあちこちに満ちていました。

ふたつめの香り。

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旬のキノコの放つ土の香り。

信州で採れる、見たこともないような野生のキノコたちを、
コンソメで、ピザで、ローストのソースで、グリルで、
と存分に味わってきました。
松茸ほどには厚みはありませんが、
ふだん食べ慣れているしいたけやしめじなどでは
とても味わうことができないような、
複雑で野趣溢れる香りをまとっているキノコたちが、
鼻腔を存分に刺激してくれました。

みっつめの香り。

森の奥深くで静かに、ていねいに焙煎される、
香ばしいコーヒーの香り。

銘柄や淹れかたにはまったくこだわりのないわたしが、
「これは、ほんものの、おいしいコーヒー!」
と能動的に感じることのできる、
そんなコーヒーに出逢いました。

紙フィルターのドリップでは除かれてしまう
コーヒー豆の油脂まで味わえるプレス式のコーヒー。
焙煎は深いのに、味わいはさっぱり、すっきりで、
後味にまったく雑味やえぐみが残りません。
こんなコーヒーは初めてで、
芳しいよい時間をいただきました。

お店の外の森のなかに漂う、
深く、深くコーヒーを炒る香り。
しんとした森林の風情に、
こくのある味わいを加えていました。

丸山珈琲 (喫茶店 / 軽井沢)
★★★★★ 4.5
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1154-10
0267-42-7655
10:00-18:00/火休

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旅のはなしは、まだしばらく続きます。

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