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啓発夢・その1

ひさしぶりに、しごとの夢でうなされてしまいました。

ハードワーカーだったころは毎晩だったのですが、
そのころよく見ていた夢のたぐい。

当時、毎月の締め切りのときに、
編集部で作成したすべての校了データを印刷工場に入稿する
という責任ある作業をしていたのですが、
そこでとんでもないミスをしてしまい、
会社に何百万の損失を出してしまうのです……!

そして、人間性をすべて否定されるような陰湿な叱責を浴びるわたし。

うなされてうなされて、はっと明け方に飛び起きました。

あー、夢だったんだ、よかった、
と思うと同時に、
すぐに寝直したら夢の続きを見てしまいそうで、
一生懸命、意識を眠らない方向へ集中。

目が冴えてくると、
今度は当時のいやだったこと、つらかったことのエピソードが
自分の意思に反してとめどもなく思い出されてきました。
いわれのない不本意なアクシデントでどなられたこと、
同じ部署内でなぜか自分だけが割に合わないしごとを負ったこと、
無責任で身勝手な上司に冷たく突き放されたこと、
自分は明らかに、上司や社長のイライラのはけ口にされていたことなど、
自分でも「よくこんなこと覚えてるな」と驚くような
細かなできごとのあれこれがフラッシュバックしてしまい、
ついに眠りにつくことができぬまま、
出勤時間を迎えてしまいました。

悔しくて悲しくてやるせなかったことの数々。

もともとわりと悲観的なタイプのわたしですが、
それでも実はたくさんのネガティブな思い出を、
「忘れたこと」にしてしまっているんだな、
ということに気がつきました。
こんなことも、あんなこともあったけれど、
今日の今日まですっかり記憶のどこかに飛んでいっていた。

かといって、それらのイヤな思い出は、
決して記憶から消えてしまったわけではなくて、
こころのどこかにある安全装置の中に、
頑丈にロックしてしまってあったんだということも知りました。

人間は、前向きに、そして幸せに生きるために、
こころのなかにこういったセキュリティシステムを持っているのでした。

しかし、この日、こじあけられてしまったわたしの安全装置は、
わたしのこころをめちゃくちゃに乱し、
ガタガタと崩してしまったのです。(つづく)

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