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啓発夢・その3

過去の「いろいろがんばれちゃう」自分。
忙しくてもつらくてもブルーでも、
どこかいきいきしている自分。

わたしにとっては、
そんな自分に戻ること=病後の自分の目標であり、
「うつ病から治ること」に、
それ以外の可能性を考えていませんでした。

だから、今日みたいに、
前の自分に戻れないと思うことがつらくなるのです。

日ごろつねづね、「前の自分には、もう戻れない自分」を自覚しながら、
こころのどこかで、
「前の自分に戻ること」が自分にとってのベストだと考えている自分は、
「そこそこの自分」に満足することを覚え、妥協することでしか、
もう幸せに生きる術はない、とどこか脅迫的に考えていました。

それでも、もう、前の自分に戻ることは不可能。

わたしは今回の夢見で、
それをほとんど徹底的に思い知ったことになります。

ん? ちょっと待てよ……

できないことはできない、と
身をもってきちんと思い知ることが、
そんなに悪いことなのかな?

ベッドの中で数時間、もやもやしているあいだに、
そんな考えが浮かんできました。

できもしないことを思い描きながら、
どこか諦めのきもちをもって生きていくことと、
「できないことはできない」ときちんとわかって生きていくことと、
どっちが建設的だろう?

そう考えると、わたしのなかに、
あたらしいきもちが生まれてきました。ほんとうに、不意に。

現にいまわたしは、過去の自分に夢の中で出逢い、
これほどつらくていやな思いをしたではないか?
そんな自分に戻ることが、自分にとってのベストだなんて、
どうして言えるだろう?

どう見てもあきらかに「ベストではない」、
そんな過去の自分に戻ろうとして、
こんなに悔しがっているなんて、
それはどこかおかしい。
むしろ、過去の自分を捨てることが、
新しい前進につながるのではないだろうか?

できないものを、きちんとできないと知る。

わたしは、こんなかんたんな事実を、
頭ではなく、初めてこころで、
認識することができたようです。(つづく)

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