平日は17時までしごと、週2回は習いごと、
週末はゴロゴロ、ときどき友だちと外出。
そんな日常のパターンをこなせるようになって半年。
正直なところ、いまはまだ、これでせいいっぱい。
そしてさらに正直なところ、
いまの生活にもの足りなさも感じる。
そんな思いを抱えていたこのごろですが、
ちょっとした偶然のめぐりあわせがあって、
日常生活をちょっとだけ越える2つのことにチャレンジしてみました。
ふたつめは「ほぼ初対面のひととの、1対1でのディナー」です。
彼はわたしが愛読しているブログの作者さん。
趣味から嗜好から経歴、住んでいる場所まで、
「まるでわたしの生きうつし???」なんて思うほど、
いろいろなことが共通していて、あまりに驚いたので、
ある日彼のブログにコメントを残し、そこから交流がはじまり、
昨年末は彼の主催する忘年会にまで呼んでいただいて、
一度は面通しをしていた仲でした。
先日、朝の通勤路で犬の散歩中の彼にバッタリ出会い、
そのときに「今度ごはんでも!」と約束していたのです。
とはいえ、ほとんど初対面の二人。
お互いのことをほとんど知らないので、
これまでの生活についてだとか、
好きなもののとこだとか、
いろいろ話すことはあって、
話題にはこと欠かない雰囲気で会食はスタート。
彼のほうがアクティブなタイプで、
話題の引き出しをたくさん持っているので、
わたしは主に聞き手にまわり、
要所要所で質問を投げながら3時間半ほど、話しこみました。
最初の2時間くらいは、
わたしもとても楽しい感じで
相手の話を興味深く聞いていたのですが、
実は今週のわたしはとても疲れていました。
前回の日記に書いたように、
先週末はずっと原稿執筆のしごとをしていたうえ、
習いごと(ダンス)の発表会を間近に控え、
今週はかなりシビアなレッスンもこなしていて、
こころもからだも、かなりぐったりとしていたところ、
カラ元気をかろうじて保っていたのですが、
相手は当然のことながら、
わたしがうつ病である事情も知らないわけで。
彼は某大手企業でいくつかのヒット作品を世に送り出しながら、
数年前に独立して、
いまやアジアのあちこちの国を跨いで活躍中の、とても優秀なひと。
勘も鋭く、頭脳も明晰なタイプなので、
だんだん、その回転の速さについていけなくなってきました。
いきいきとした彼に比べ、
自分のスケールの小ささとか、頭の鈍さとか、
引け目に感じる時間がだんだん増えてきて、
うまく気のきいた受け答えもできず、
「彼は実は退屈していないだろうか?」
「彼はわたしに会ってがっかりしたのではないか?」と、
頭の片隅でチラチラと考えながら、
だんだんと話にも上の空になり、
ますますマイナス思考が頭をもたげる悪循環。
新しい人と友だちになるなんて、
ほんとうに久しぶりのことだったので、
楽しかったのが半分、
自分で自分がイヤになってしまったのが半分、
そんなきもちで帰途に着きました。
このような場合、
わたしは、自分が充分に楽しめなかったことより、
相手が楽しめなかったこと、あるいは
相手にとって自分が魅力的に見えなかったことに、
ひどく落ちこむのです。今晩も然り。
そう、とても他人本位な生きかたです。
落ちついてよく考えると、
「彼だってあのとき、こんな言いかたすることなかったじゃない」とか、
「彼だって別に、他人をとやかく言えるほど完璧なひとじゃない」とか、
確かにそんな点もあったりして、
いちいち自分を責めて落ちこむ悪い癖は、
ほんとうによくないと思いました。
でも、今回のことでよくわかったこと。
わたしは新しい友人を増やすほどには、
まだエネルギーが回復していないということ。
まして、恋愛するには、まだとても準備が整っていないということ。
闘病生活はもう終わった、と思っていましたが、
決められた日常をちょっと逸脱した行動に出れば、
たちまち自分を消耗してしまい、
もとのとおりに立て直すのはたいへんなんだということを、
しっかり確認しました。
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