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2008年6月

突然の最終宣告

「では、1ヶ月後に、あと1回だけ診察しておしまいにしましょう。」

今日の診察でいきなりの「最終通告」を受けました。
主治医の先生は、
もうわたしが相当、元気を回復していると見ているようです。
順調にいけば、次回の診察を最後に、通院卒業です。

さて、それを聞いたわたしは、
小躍りして喜んだでしょうか???

長かった通院。治療。
道のりがこんなに遠いものだとは、思っても見ませんでした。
はやく完治が認められて、はやく服薬も卒業して、はやく健常者に戻りたい。

ずっと、そう願ってきたはずなのですが……

診察室でのわたしは、
モヤモヤとした不安とほんの少しの落胆がない交ぜになって、
胸のなかに黒い雨雲がムクムクと広がっていきました。

なぜなら、いままでのわたしの苦しみ、不安、悲しさ……
そういったものをしっかり理解して、きちんと受け止めてくださったのは、
主治医の先生よりほか、いなかったからです。

もっとも、最近の診察では、わたしは毎回、
「変わりありません。元気です。とくに話すこともないです」
などと言って、意味があるのかないのかわからないような診察を、
ものの5分で切り上げる始末でした。

けれど。

定期的に主治医の先生に診てもらえる、話を聞いてもらえる、
という安心感は、わたしにとってとても大きな支えで、
最後に逃げ込める砦のようなものでもあったわけです。

これを予想していたより早く、しかも突然に失うことは、
それほどうれしいことでもないような気がして。複雑です。

自分でも想像していなかったこころの動き。
正直、「まだ甘えていたい」というきもちがあるのかもしれない。
でも、それをおくびにも出さずに、至ってクールに、
主治医の先生にはお別れを告げるのでしょう……わたしって、カワイクナイ!

ところで、今日は2度めの「箱庭療法」を行いました。

迷ったり、考えこんだり、億劫になったりすることもなく、
前回と比べて、1/3ほどの時間でパパッと完成しました。

テーマは「プランテーションを営む南国の幸せな小島」。

前回に引き続き、完成品をパチリ! しようとしたら、
またしてもカメラのバッテリーが切れていた……(涙)

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「ごめんなさい」の安売り

ほんとうは、自分が悪いとも思っていないのに、
相手の雰囲気に気おされてつい、
「ごめんなさい」と言ってしまう人は、うつ病になりやすいと読みました。

わたしは精神的怠け者なので、わりとこれを連発しています。

日常のいろいろなシーンにおいて、
先々に起こるかもしれない争いやいざこざのことを思うと、
つい面倒になって、軽易に「ごめんなさい」を言ってすませてしまうのです。
「謝るのはタダ」と思っているし……

でも、それって何の解決にもなっていないし、
自分にとって余計なストレスになることもあるだろうし、
なにより、相手に対して不誠実な態度かも。

イケナイ、と思ってはいるのですが、ついやってしまったり……イカンです。

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怒り感情のコントロール

服薬を卒業したうれしさで飲みすぎてしまい、
明けがたから激しい頭痛と吐き気に襲われています。
今日の予定はすべて棒にふり、
家でおとなしく録画番組を見る始末に……反省しきりです。

昨晩はひさびさの友人とも会え、うれしいお酒の席でしたが、
ちょっとザンネンなできごともありました。
ほんとうにささいなことですが、わたしの怒りはカンタンにはおさまらず……

最近、どうもあまりうれしくないできごとが続きました。
どれもたわいないことですが、
一度着いたちいさな怒りの火は、すぐには消えてくれません。
それどころか、そのことで頭もこころもいっぱいになってしまい、
ほかのことが何も考えられなくなり、
しかもそのことが、いつまでも胸のうちでくすぶっています。

怒りを表現したい相手に対しては、
怒りの「い」の字も見せません。もののみごとに。
だから、余計にイヤな感情がなかなか消化できないらしい。

わたしの現在の生活は、
病前の「ふつうの」生活と比べると、
まるで無菌室のように、
ストレスや、ネガティブなできごとをシャットアウトしています。
日々を忙しく働き、自活生活あるいは家庭を支え、
会社や社会により大きく貢献しているひとたちが、
随時、直面しているプレッシャーやらいさかいやら摩擦やら、
そういうものからことごとく開放されている生活です。

そういう環境下にいるからこそ、
いまの自分を「心身健康」と認識できています。

でも、無菌状態のわたしは、だからこそ、「くだらないほど瑣末な」ストレスに弱い。

こういうネガティブな感情を上手にリリースする方法はないものでしょうか?

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ヤッタ!! の減薬その5…いきなりビックリ

うつ病に関して書きたいネタがたくさんあって、
メモはいろいろ取ってあるのですが、どうも筆が止まっています。

今日はそのメモを差し置いて、重大な変化発生。

2週間前に半量に減らしたばかりの抗うつ薬なのですが、

デプロメール 25mg⇒0mg/日
アモキサン 10mg⇒0mg/日

そう、服薬そのものがいきなり卒業となりました。

「ま、ちょっと薬止めてみますかっ。」

主治医の先生の笑顔交じりの軽~いひとことで、いきなり終了宣言です☆

あまりにあっけなすぎて、
「え、ダイジョブなの???」という一抹の不安もあり、
なんだか感慨も湧いてきません。

そのかわり、次回の診察でもう一度、「箱庭療法」をやるそうです。

ところで、愛読している某精神科医のブログを読んでいて、
長い間の疑問がスパッと解けました。

なぜ、いままでわたしの先生が、
わたしに正確な病名(うつ病)を告げなかったのか?
なぜ、診断書にはいつも、「うつ状態」としか書いていないのか?

それにもきちんと、理由があったそうです。

あまりに目からウロコだったので、
その先生にコメントを寄せてみたら、

「あとから過去(病状のひどかったころ)をふり返ってみて、
『やっぱりあのとき、自分は病気だったのだ』と、
きちんと思えるようになったということは、元気になった証拠ですよ」

というお答えが。うんうん、元気になったのですね。

わたし自身が、「元気になった」と素直に思えるようになったのは、
もちろん事実として元気になったということもありますが、
ひとつには「元気になった」と認定するハードルを下げたから、というのもあります。

やっと最近になって「完全な病前の状態をとり戻す」ことに
こだわらなくなったというか、あきらめがつきました。
そのことに対して、それほど悲観的な気分でもありません。

これからどうやって生きていくのか、
まだあまりはっきり考えていませんが、
まずはあまり先のことは考えないことにします。
あと、この先、もっと元気になるかもしれない、という希望は、
まだ完全には捨てずに、どこかで持っていようと思います。

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