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2009年1月

闘病明けて、新年…そして近況報告 [寛解後の記録とまとめ・その1]

謹賀新年。闘病生活を終え、やっと健康人としての新年を迎えました。
後厄も終え、凶事は昨晩限りできれいに過ぎ去ってくれたはず。

「寛解」との診断を受け、治療を終了してから、
1度もブログを更新しませんでした。
昨年のスケジュール帳を繰れば、最終診察日は7月28日。
「病気」でなくなってから、実に5か月が経過したことになります。

治療終了を機にブログを終えるつもりはありませんでしたし、
投薬や診察の終了が「万全な回復」を示しているわけではないのは重々承知、
むしろこれからの生きかたが大事、との思いはありましたが、
待ちに待った闘病生活の終わりを迎え、「もう病気から離れたい」とのきもちもありました。

また、堰を切ったようにいろいろなことがしたくなり、
時間を見つけては映画を見たり踊りに行ったり、ライブを見たり、お酒を飲んだり、とても忙しくなり……。
しごと量もたくさんこなせるようになってきましたし、
ひさしぶりに好きな人ができ、時間だけでなく、きもちもいっぱいになってました。
(思いは実らなかったけれど、病中のわたしからしてみれば、恋するとはこれ、大きな進歩!!)

生きる喜びを謳歌できるって、ほんとにいいですね。
多くのひとからしてみれば、なにも特別なことはしていない、
いたって平凡で地味な生活ですが、わたしの視界には、世界は美しく甦ったのです。

さて、とは言っても、
「病後」の自分が100%バラ色、などということでは到底あるわけもなく、
現在でもいくつかの症状に引き続き悩まされ、改善の気配もなく、
「これはもう一生治らないのでは?」と薄々感づきはじめたりしています。
闘病中はとかく、治療の終了を最終目標に設定してしまいがちですが、
うつ病とは、いまのわたしの感覚が正しければ、「一生つきあう病気」なのだということ、
新年というこの改まった時季に、自分の頭を整理する意味でも、
「寛解後」の症状について、何日かをかけてまとめてみたいと思います。

まずは、治療終了日の診察について。

この日は2度目の「箱庭療法」の結果を聞きました。
過去の日記を読み返すと、箱庭を作成する作業は、
1度目に比べ、ずいぶんとスムーズに楽にできた様子。
主治医の先生も「とても元気になっていますね」と太鼓判でした。

1度目の箱庭療法では、荒涼としたさびしい情景を造形したわたしが、
今回は色彩もオブジェクトもたくさん用いて、にぎやかで楽しい造形ができたこと。
これは心身ともとても健康になってきている印、とのことでした。

ただ、主治医の先生は、何を判断材料にしたのかは伏せながら、
今回のわたしの箱庭は、
「“がんばりたい”という意欲が確かにあるのに、実際はがんばることができないでいる」
そんな状態を示しているとおっしゃっていました。

「けっこう元気なんだけど、いま一歩踏み出せないんだよね。」

こんな状態は、いまでも続いています。
単なる怠け癖とも言いますが(笑)、
やっぱり自分に自信がなく、踏み出すことで傷ついたり折れてしまったりすることを、
とても恐れているのだと思います。
これは、傷ついたり折れてしまったりする事実そのものよりも、
そんな状況に面したとき、自分に乗り越える力がないのではないか? という恐れです。

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